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平成31年度臨床研修医募集

平成31年度初期研修に参加予定の皆さんへ

平成31年度初期臨床研修に参加予定の皆様
桐生厚生総合病院は群馬県東部の桐生市・みどり市を中心とした桐生医療圏の中核病院で、主に急性期医療を担当しています。
当院での初期研修の特徴は
・地域で唯一の公立病院で、急性期医療の中核病院です
・一般的な急性期疾患を幅広く、数多く経験できます
・様々な手技を数多く実施し、技術を獲得できます
・充実した医療機器を備え、コメディカルスタッフも優秀です
・群馬県東部の周産期医療の中核施設です
・病院職員、地域医師会、市民、行政も研修医を歓迎し支援します
・住居費など手厚い生活支援を行います

どうぞ、見学や実習などで実際に体験していただければと思います。お気軽に事務局にご連絡ください。

桐生厚生総合病院
院長 桑 島  信

プログラムの名称

桐生厚生総合病院群初期臨床研修プログラム
(プログラム番号:030114401)

プログラム責任者

正:桑島 信  (院 長)
副:飯田 智広 (内科診療部長)

プログラムの概要

理念

医師が、医師としての人格をかん養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力を身に付けるようにするものである。

特徴

  1. プライマリ・ケアを重視した総合診療方式
  2. 多くの診療科のローテイトを原則
  3. 基幹型臨床研修病院であるので、2年間の大部分を同一の理念・方針のもと、チーム医療の重要性など一貫した研修が可能
  4. 将来の進路に併せて選択研修ができるよう柔軟性を持たせてある
  5. 救急診療の研修は、2年間を通じ、通常所属科研修と並行して行うとともに、週1回副当直を行う
  6. ドックや健康診断等の予防医学の研修も可能
  7. 臨床研修病院の指定を受けるほか、各学会等の教育指定を受けている(ホームページの病院案内の概要を参照)
  8. 地域の中規模病院での研修を通じ、病診連携や在宅を含む地域に密着した医療研修が可能

当院の概要

  • 「信頼され、心が通う地域医療」を基本理念とし、患者さん中心の医療を実践
  • 桐生広域圏の中核医療施設・唯一の公立総合病院
  • 病院機能評価認定(3rdG:Ver1.1)、日本輸血・細胞治療学会I&A認証施設、DPC対象病院、災害拠点病院・災害医療派遣チーム(DMAT)
  • 急性期疾患や慢性疾患急性増悪に対応する急性期病院
  • 救急医療(輪番制+365日24時間受入体制)
  • ICU・CCU(6床)を有し救急救命医療を積極的に実施
  • NICU(12床)GCU(15床)を運営、新生児未熟児医療を積極的に実施、地域周産期母子医療センター認定施設、地域包括ケア病棟(44床)、回復期リハビリテーション病棟(45床)
  • 地域がん診療連携拠点病院指定、相談支援センター・セカンドオピニオン外来、乳腺外来、緩和ケアなど、がん治療にも力を注ぐ
  • クリニカルパス・医療安全・感染対策(ICT)・栄養サポート(NST)・呼吸サポート(RST)・褥瘡対策などの横断的医療を実施
  • 人工透析、健診や人間ドック等の予防医学も実施
  • 地域医療連携の推進、地域完結型医療体制を指向、地域医療支援病院の承認
  • 電子カルテシステムと連携したPACSシステムの導入
  • 主な医療機器として、高精度放射線治療装置、ポータブルCT併用手術ナビゲーションシステム、CT2台(128列)、MR2台(3T、1.5T)、DSA、心血管撮影装置ほか
  • 女性専用外来、助産師外来(H22.1~)の設置、
  • 認定看護師(17名:新生児集中ケア、感染管理、緩和ケア、皮膚・排泄ケア、がん化学療法看護、脳卒中リハビリテーション看護、救急看護、糖尿病看護、集中ケア、認知症看護)
  • 専門看護師(1名:がん看護)

(平成29年度) 入院 外来
患者数 1日平均患者数 340.7人(除人間ドック) 766.3人(除健診)
救急患者受入数 1日平均時間外受診数   5.7人  18.6人
1日平均救急車搬送数   9.1台(桐生広域圏内の約半数を受入)
手術件数
(うち全麻件数)
年間件数 2761件
(うち1199件)
分娩件数 年間件数   435件

医師数(平成30年4月1日現在)    73名(研修医を含む。)

臨床研修病院の指定 | 基幹型臨床研修病院
協力型研修病院
①施設名
群馬県立精神医療センター
医療法人岸会 岸病院
②住所
群馬県伊勢崎市国定町二丁目2374
群馬県桐生市相生町二丁目277番地
③病床数
265床
286床(精神病床)
④標榜科
精神科、神経科(神経内科)、歯科、外科、内科
精神科、神経科、内科、小児科、放射線科
⑤研修分野
精神科の研修
精神科研修の入院症例(含む救急)
⑥URL
http://www.gunma-seishin.jp/
 
①施設名
①医療法人東郷会 恵愛堂病院
群馬県立心臓血管センター
②住所
群馬県みどり市大間々町大間々504-6
群馬県前橋市亀泉町甲3-12
③病床数
270床
195床
④標榜科
消化器内科、呼吸器内科、血液内科、糖尿病内科、肝臓内科、小児科、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、整形外科、リウマチ科、麻酔科、リハビリテーション科、脳神経外科、病理診断科
循環器科、心臓血管外科、外科、消化器科、整形外科、麻酔科、放射線科、リハビリテーション科
⑤研修分野
地域医療の研修
循環器内科、心臓血管外科の研修
⑥URL
http://www.keiaido.com/
http://www.cvc.pref.gunma.jp/
①施設名
原町赤十字病院
②住所
群馬県吾妻郡東吾妻町大字原町698
③病床数
227床
④標榜科
内科、消化器科、循環器科、糖尿病内分泌内科、外科、呼吸器外科、脳神経外科、整形外科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科
⑤研修分野
地域医療の研修
⑥URL
http://www.haramachi.jrc.or.jp/
①施設名
群馬大学医学部附属病院
筑波大学附属病院
②住所
群馬県前橋市昭和町三丁目33-22
茨城県つくば市天久保2丁目1番地1
③病床数
731床
800床
④標榜科
ホームページにて
ホームページにて
⑤研修分野
選択研修
選択研修
⑥URL
http://hospital.med.gunma-u.ac.jp/
http://www.s.hosp.tsukuba.ac.jp/

研修協力施設
①施設名
独立行政法人国立病院機構 沼田病院
群馬県桐生保健所
②住所
群馬県沼田市上原町1551-4
群馬県桐生市相生町二丁目351番地
③病床数
175床
④標榜科
内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病・内分泌内科、神経内科、消化器外科、乳腺外科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科
⑤研修分野
地域医療の研修
選択研修としての地域保健の研修
⑥URL
http://www.numata-hosp.jp/
http://www.pref.gunma.jp/

研修期間割

区分 6ヵ月 2ヵ月 1ヵ月 2ヵ月 1ヵ月
1年次 内科 救急部門 麻酔科 外科 小児科
救      急      医      療
区分 1ヵ月 1ヵ月 1ヵ月 9ヵ月
2年次 地域
医療
産婦
人科
精神科 選  択
救      急      医      療
研修開始前にオリエンテーションを行う。
救急部門研修は、救急部門と麻酔科において行うものとし、救急医療の現場での人工蘇生などの救急対応に係る実技修得のほか、気管挿管や人工呼吸管理など修得する。さらに、各研修科においても並行して行い、副当直を週に1回程度行うなど、2年間を通して救急部門3ヵ月の研修とする。
小児科、産婦人科研修においては、各研修科の副当直を行う。地域医療、精神科及び選択研修の循環器内科、心臓血管外科、その他にも院外研修を選択した場合においては、それぞれの協力型病院・施設で副当直を行う。
地域医療は、協力型病院、協力施設にて1ヵ月研修を行う。
選択必修科目として麻酔科1ヵ月、外科2ヵ月、小児科1ヵ月、産婦人科1ヵ月、精神科1ヵ月の研修を行う。
小児科研修は、選択の1ヵ月と合わせて連続2ヵ月研修を強く勧める。
精神科研修は、2年次に群馬県立精神医療センターで行う。
上記期間割は、標準的なものを示してある。例えば、1年目に「外科」から始まる場合や、選択研修を3ヵ月程度行い、1年目の研修を2年目に行うことも可能。
選択研修は、研修医の希望に配慮して複数の研修が可能。また、研修中での選択研修科や研修月の変更も随時可能なように弾力的に対応。
なお、1科当たりの選択研修期間は6ヵ月を推奨する。
群馬県立心臓血管センターで循環器内科・心臓血管外科の研修、群馬県桐生保健所で地域保健の研修。その他にも群馬大学医学部附属病院、筑波大学附属病院での研修も可能。
当院以外での研修期間は、2年間で4ヵ月までとする。
勉強会(毎週水曜日)、抄読会(隔週月曜日)、研修医カンファレンス(隔週月曜日)、放射線科カンファレンス(1回/月)、感染症診療講座(5回/年)を実施。その他、CPC、各研修科でのカンファレンスや医療安全、感染対策の研修会、大規模災害訓練(1回/年)等に参加する。

選択研修の例

区分 3ヵ月 2ヵ月 1ヵ月 2ヵ月 1ヵ月
内科系
コース
消化器科 循環器内科 内分泌
代謝科
呼吸
器科
泌尿
器科

※ 消化器科、内分泌・代謝科、放射線科、呼吸器科、泌尿器科、循環器内科(県立心臓血管センターで2ヵ月以内)などの科を選択可能。

区分 2ヵ月 2ヵ月 2ヵ月 2ヵ月 1ヵ月
外科系
コース
脳神経外科 整形外科 泌尿器科 呼吸器
外科
皮膚科

※ 脳神経外科、整形外科、泌尿器科、呼吸器外科、放射線科などの科を選択可能。

区 分 4ヵ月 3ヵ月 2ヵ月
周産期系
コース
小児科 産婦人科 皮膚科

※ 小児科、産婦人科を中心に放射線科、耳鼻咽喉科などの科を選択可能。

区 分 1ヵ月 1ヵ月 1ヵ月 6ヵ月
専門
コース
脳神経
外科
整形
外科
外科 麻酔科

※ 各専門科にFixし、専門領域の症例をより多く経験する。これによって、認定医、専門医などの資格をより早く取得することが可能。

区 分 1ヵ月 1ヵ月 1ヵ月 1ヵ月 1ヵ月 1ヵ月 1ヵ月 1ヵ月 1ヵ月
総合診療
コース
脳神経
外科
整形
外科
泌尿
器科
皮膚科 外科 呼吸器
外科
呼吸器
科(内)
消化器
科(内)
内分泌
代謝科

※ 基本・必修科以外の科をなるべく広くローテイトする。

研修医募集要項・処遇

募集人員 6名
処遇 身分 研修医(非常勤職員)
社会保険 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険加入
給与(月額)
研修教材特例手当(月額)
1年次 450,000円 2年次 480,000円
賞与(年額) 1年次 450,000円 2年次 480,000円
副当直手当(1回) 20,000円
住宅手当(月額上限) 27,000円
※ 桐生市・みどり市に住民登録する場合:病院にて宿舎借上げを実施
 (入居時220,000円限度、月額家賃55,000円限度の助成制度あり)
赴任旅費 常勤医に準じる(引越し手当)
勤務時間 8:45~17:30
休日 土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日
休暇 有給休暇  1年目10日間   2年目11日間
特別休暇、夏期休暇、産前産後休暇、育児休業等
研修環境 研修医専用医局、図書室
個人用の机・ロッカー設置、パソコン、本棚、テレビ、冷蔵庫、ソファーベッド、研修医用書籍
宿舎 なし(民間住宅利用)
学会等 参加可 旅費等支給 : 当院を代表し発表を行う場合加算あり
2次救命処置等研修に対する助成制度あり
健康管理 職員と同様、定期健康診断を実施
賠償責任保険 施設として加入(このほか研修医個人での加入を勧めます。)
アルバイト 原則として認めない
共済会事業 新年顔合せ会、職員旅行、観劇、ボウリング・ソフトバレーボール大会など
研修終了後の進路 ①希望する大学院へ進学    ②大学病院や他病院勤務 など
応募手続 応募資格 平成31年医師国家試験受験予定者又は既医師免許取得者で
平成31年4月から臨床研修を考えている方
応募形態 2年コースを公募
選考日 ※相談のうえ日程調整いたします。
応募期間 随時
提出書類
①、②の指定書式は
ホームページから
ご利用ください。
医師臨床研修申請書(様式1)
履歴書(様式2)*履歴書は両面印刷してください。
③卒業見込証明書、卒業証明書又は医師免許証の写し
選考 提出書類、面接
選考結果 本人宛に通知
研修開始日 平成31年4月1日
応募連絡先 経営政策課病院政策係(担当:荒井、高本)
TEL 0277-44-7172(直通)  FAX 0277-44-7170
E-mail kikaku01@kosei-hospital.kiryu.gunma.jp
このほか、当院は群馬大学医学部附属病院、筑波大学附属病院、公立館林厚生病院の協力型臨床研修病院であるため、年次数名程度受け入れる。

研修内容(基本研修科目)

※必修科目:内科(含む:循環器内科)・救急部門・地域医療
※選択必修科目:麻酔科・外科・小児科・産婦人科・精神科

科別 研修期間 内                 容
内 科 5ヵ月  当院の内科は、消化器科、呼吸器科、内分泌・代謝科、神経内科を専門領域とする先生方の尽力で、内科領域全般を網羅した診療を行っている。日々の初診から一般および各種専門外来、更には内科救急外来、慢性期・急性期の区別なく多彩な病状・病態にある患者さんの入院診療において、地域の医療事情を踏まえた基本的に断らない、患者さんご本人・ご家族の希望に則して専門性を重視した医療を展開している。
 消化器系の各種内視鏡検査と治療をはじめとする医療技術や治療、気管支鏡検査や胸部悪性腫瘍治療、糖尿病を含め多様な症状の内分泌疾患の診断・治療、目覚ましい治療の開発が進む神経疾患の診断と治療等、当院の内科研修で学ぶ医療はとても広範で、深く多彩である。
 当院が桐生市・みどり市の医療圏で期待される唯一の公立総合病院であり、ガイドラインに準じた質の高い医療を多くの方々へ提供することを使命とし、病院診療の現場では地域包括ケアシステムの考えに拠った自病院を超えて、いわゆる患者中心のチーム医療を、地域医療全体の視点でも進めている。
 初期研修医の皆さんには、こうした地域基幹病院での体験から、その環境での患者さんと医師の仕事の在り様を知り、実際に地域で望まれる医療とは?の理解を深め、そして将来その担い手として活躍する気持ちを育み、県内のどこかで頑張っている医師に成長して欲しい。そんな機会にもなる期待も込めて、私たちは研修内容の評価・工夫を重ねている。
 上級医の指導の下、医療を推進させる活躍が期待される自立した医師として、重要な基本的な技量の一つを、早くに身に付けていただきたい。
循環器内科 1ヵ月  虚血性心臓病・心臓弁膜症・先天性心疾患(成人)・心不全・不整脈・大動脈疾患・末梢血管疾患といった様々な循環器疾患患者に接し、診断から入院治療・外来followに至るまでを経験し循環器疾患に対する総合的なマネージメントを行えるようになることを目標とする。
 検査としては、心臓超音波検査の手技・読影を実際に経験し、上級医とカンファレンスを行いながら心不全患者の病態把握や治療方針決定に参画していく。
 不整脈に対する薬剤治療や電気的除細動等を経験し不整脈診療に対する理解を深める。
 心臓カテーテル検査及び経皮的冠動脈形成術を助手として多数経験し、虚血性心疾患に対する治療方針の選択を正しく選定出来るようになるとともに、救急患者に対する対応にも精通していく。
 心拍動下冠動脈バイパス・大動脈弁形成術といった開心術や、ペースメーカー植え込み手術・交換術を助手や術者として経験し、血管外科的手技一般に対する認識を深めると共に、外科・内科両面からのアプローチの可能性を体験。当該患者の主治医となることにより術前・術後管理を学ぶ。
 上級医との日常回診・カンファレンスを通して個々の循環器疾患に対する理解・洞察を深める。
 また、当院のほか研修協力型病院である県立心臓血管センターにおいて、2年次に選択研修を行うことも出来る。
救急部門 2ヵ月  初期救急医療の基本的診断、処置技術はすべての医師が修得すべきものである。救急医療の研修においては、初期救急医療現場における診断、治療技術を身に付け、あらゆる救急患者の初期治療に対応できる能力を養う。更に医療の細分化、高度化に対応できる知識、技能をICU・CCUにおいて修得する。
 具体的な到達目標は以下のごとくである。気道確保、人工呼吸、心臓マッサージなどのBasic Cardiac Life Support(BCLS)、並びに循環補助薬の投与方法、除細動器の使用などAdvanced Cardiac Life Support(ACLS)の基本的技術を修得する。救急患者のバイタルサインを把握し、病態の重傷度、緊急度を判断する能力を身に付ける。血液検査、心電図検査、単純X線撮影、CTなど救急医療に必要な検査の実施と、その診断能力を修得する。循環器内科医、血管外科医、呼吸器外科医、神経内科医が増員となり、脳神経外科医等と協力してカテーテル検査治療、ステント治療などを実施し、心血管疾患、呼吸器系疾患、中枢神経疾患など、幅広い病態の理解と初期治療技術を修得する。さらに専門的治療の必要な病態、疾患を理解し、基本的な救命維持装置(人工呼吸器など)を使う能力を修得する。多発外傷、薬物中毒、熱傷などの初期治療では初期緊急対応が迅速に行えるように、その技能を身に付ける。看護師、検査技師、薬剤師、放射線技師などと適切なコミュニケーションがとれ、安全な治療体制の推進に努める。インフォームド・コンセント、インシデントレポート、医療事故防止策などに習熟する。
 研修期間は、2年間を通して、各科特有の救急疾患について指導医のもとで研修し、週1回程度副当直業務を指導医とともに行う。また、各科指導医による救急に関する研修医勉強会が週1回あるので、これに参加する。
地域医療 1ヵ月  地域医療の協力型または協力施設である3か所の中規模病院の中から1か所を選択し、地域に密着した医療の現場を経験する。
例: 一般外来・入院診療、回復期リハ病棟、療養・介護病棟、へき地医療、関連診療所、巡回診療・往診(含む在宅医療)、介護関連施設(老健・特養)、訪問看護ステーション、病院連携・病診連携など。
麻酔科 1ヵ月  日本麻酔科学会認定の麻酔科指導医の助言・助力を得ながら麻酔担当医として診療を行う。手術を受ける患者の周術期管理を適切に行うために、日常診療で頻繁に遭遇する疾患についての幅広い知識を修得する。また、生命や機能的予後に関わるような、緊急を要する病態に対して即応するために、的確な診断・処置能力を養う。
 具体的には、手術室での麻酔管理を通じて、呼吸管理、循環管理、疼痛治療などを主体とした麻酔と集中治療・救急医療の基本手技を修得する。また、各種モニターの使用法や、輸液・輸血の実施法、基本的麻酔薬及び心血管作動薬の使用法などを修得する。
 毎日の手術症例カンファレンス、院内CPC・学術集談会へ参加する。
外科 2ヵ月  日常診療で必要な外科的疾患の診断および処置を的確に施行できることを目的として、基本的な外科手技および診療能力を修得する。さらに実際の検査、手術、術前術後管理、合併症の治療を経験し、より幅広い外科的知識や手技、診療能力を修得する。
 研修期間は、1年目に一般外科を2ヵ月間研修、具体的な方法は以下のごとくである。入院患者の受持医として、指導医の助言、助力を得ながら、術前の診察、全身評価を行い、カルテに記載する。指導医が患者と家族に行う説明に参加し、インフォームド・コンセントやコミュニケーションの方法を修得する。受持患者の手術に手洗いをして参加する。指導医の助力を得ながら止血操作や縫合処置、縫合糸の結紮などの手技を研修し、また摘出標本を整理して疾患を直接に確認する。手術後は輸液管理や呼吸管理、循環管理などの全身管理を研修する。創部の消毒法やドレーンの管理、鎮痛剤や循環作動薬の使用法も修得する。中心静脈ラインの留置や高カロリー輸液法、胸腔ドレナージの処置に参加する。
 症例検討会(週1回)、内科との検討会(週1回)、院外との検討会(年4回程度)、CPC(年5回程度)、適宜行われる学会予行や学会報告に参加する。
小児科 1ヵ月  将来どのような進路に進んでも、ほとんどの臨床医はどこかで小児の患者に接する機会をもつことになる。小児科研修の第一の目標は新生児から思春期まで様々な年齢の小児に触れ、成長・発達していく特性を理解することにある。また、患者の社会的背景を理解し、患者・家族と良好な人間関係を構築することも診断・治療を進める上で必要になる。
 研修では小児科専門医のもとで病歴の聴取、基本的な診察・処置、エコーなどの検査手技、検査結果の評価、診断・治療までを行う。当院では新生児未熟児センター(NICU12床GCU15床)において超低出生体重児など多くの病的新生児を治療しており、分娩立ち会いを含め周産期医療に深く接することができる。救急外来での診療、予防接種・乳児検診も実施する。外来では当院医師による循環器、神経・血液、発達などの専門外来の他、腎、喘息・アレルギー、内分泌の専門外来は大学から専門医が出張しており、より先進的な知識に触れることができる。
 毎日朝夕の入院患者カンファレンスの他、週1回の病棟での多職種のカンファレンス、地域の産科医も参加する周産期カンファレンス、抄読会などに参加し、多くの医療者と知識の共有を図るとともにチーム医療の実際に触れる。
 病院敷地内に群馬県立赤城養護学校分校が設置され、主に入院中の慢性疾患を持つ小児が学習している。その他、療育病院、児童相談所など様々な社会的資源との連携も学ぶ。
産婦人科 1ヵ月  日本産科婦人科学会専門医の指導のもとに、正常妊娠、異常妊娠の妊婦、分娩、産褥について研修する。新生児の出生時、出生後の取扱について研修する。
 また、婦人科手術、術後管理など婦人科疾患について基本的な知識、技能を研修する。月3~4回程度副当直をし、分娩、産科救急を研修する。産科小児科カンファレンスに参加する。
精神科 1ヵ月  プライマリ・ケアに必要な精神医学的知識やスキル(技術)を身につけ、心理的・社会的そして生物学的な側面からの患者理解ができるようになることを目標としている。研修については県立精神医療センターにて実施する。
 県立精神医療センターは公立の単科精神科病院であり、その性質上急性期のハード救急の中心的な役割を担っている。その中には、重大犯罪を犯したケース(触法精神障害者)をはじめ、統合失調症やうつ病、人格障害患者の入院治療、社会復帰援助の実際を経験することができる。
 精神障害を持つ患者の社会復帰に多職種が関わるチーム医療が必要である。心理的な側面・社会的な側面・生物学的な側面、全ての領域での濃厚な援助を行っており、その実際について体験することができる。この経験から、社会的な資源の有効活用、患者の置かれている心理的な状況を理解し、医師としての患者理解・患者援助の本質を学ぶことができるよう、プログラムを用意してある。1ヵ月という短い期間であるが、人間理解、対人援助の実力を向上することが可能である。

※ 上記研修期間の他、選択研修において、更に研修することも可能

研修内容(選択科)

※ 上記基本研修以外の研修内容は、次のとおりです。

科別 内                 容
整形外科  日本整形外科学会の研修施設として認定され、外傷を始めとして一般整形外科疾患の基礎知識を修得し、多くの臨床経験を通して、ある程度の整形外科の診察・基本手技や手術を実際に行えるようになることを目標とする。
 具体的には、まず、指導医のもとで病棟回診と手術を中心に研修し、救急患者の診察や治療も平行して研修する。これらを通して、診察方法や全身評価の方法を学び、家族背景や社会背景をも考慮しながら治療方針を立て、手術法・リハビリテーション・家庭や社会への復帰を系統的に考えられるようにする。そして、実際に創傷の初期治療や骨折・脱臼の整復・固定を行い、その技術を修得する。整形外科の概略を把握したところで、数名程度の患者を受け持ち、手術に助手として参加するのみならず、可能な症例は術者を経験する。また、外来の診療も経験し、コミュニケーション・診断・関節穿刺・日常生活指導等の方法を研修する。
脳神経外科  日本脳神経外科学会認定の脳神経外科専門医の指導のもとに、脳神経外科領域、及びそれに関連する全身疾患に対する診療を行い、脳神経外科疾患のプライマリ・ケアに必要な知識、技術を修得する。
 研修期間は9ヵ月であるが、脳神経外科領域特有の、意識障害患者の診察などを通して、神経所見、全身状態の把握とともに、これらの所見と神経放射線学的所見を統合し、的確な診断・治療法選択の能力が養われる。
呼吸器外科 呼吸器外科専門医合同委員会修練施設に認定されており肺癌、気胸、膿胸、縦隔腫瘍等の疾患に対する検査(画像診断、気管支鏡検査など)、基本手技(胸腔穿刺、胸腔ドレナージなど)、術式についての検討、胸腔鏡・開胸手術および術前術後管理について呼吸器外科専門医の指導のもとに研修する。 内科、放射線科、病理診断科、薬剤部を交えた多職種によるキャンサーボードを定期的に開催し、EBMに基づきつつ、ひとりひとりの患者さんに適切な医療を実践できる医師の養成を目指していく。
皮膚科  皮膚科臨床の中で、湿疹・皮膚炎群、蕁麻疹、薬疹、皮膚感染症など、他科でも遭遇する機会の多い疾患や、膠原病および膠原病関連疾患などの全身性疾患、自己免疫性水疱症、皮膚悪性腫瘍などの皮膚科専門医に委ねるべき疾患について研修する。
 まずは視診と触診による皮疹の基本的な診かた、現症の正確な記載法を修得し、真菌・疥癬虫などの鏡検、パッチテスト、光線検査などの皮膚科的検査法を学ぶ。さらに各種外用薬の特徴と基本的な外用法や包帯法を熟知する。また皮膚生検法や簡単な皮膚腫瘍の切除法、縫合法を修得する。病棟では指導医の助言・助力の下、担当となった入院患者の診療を行う。外来では初診患者の予診を採り、指導医とともに外来診療を行う。経験した症例から臨床医の知るべき基本的な皮膚科学の知識を学び、人体の臓器のひとつである皮膚を通した臨床的アプローチ法を会得する。
泌尿器科  泌尿器科疾患ならびに血液浄化を担当している。泌尿器疾患では主治医とともに患者を受持ち、診察、検査、インフォームド・コンセント、手術に立ち会う。手術は8~10症例/週ほどで、基本的解剖と手術手技を修得する。腎臓・前立腺は内視鏡手術を中心としている。
 血液浄化は慢性腎不全症例の透析導入と維持透析とともに、急性腎不全、敗血症、急性心不全、多臓器不全などの急性血液浄化を各科と協力し、積極的に行っている。血液透析、血液濾過、エンドトキシン吸着、血漿交換、持続血液透析濾過、免疫吸着など、各種血液浄化の特徴を理解するとともに、治療に参加してもらう。また緊急透析に必要な血管確保(内頚静脈、大腿静脈)の技術を修得する。
循環器内科
心臓血管外科
研修協力型病院である県立心臓血管センターにおいて研修を行う。
選択研修科 研修協力型病院である群馬大学医学部附属病院において研修を行う。
研修協力型病院である筑波大学附属病院において研修を行う。
地域保健 研修協力型施設である群馬県桐生保健所において研修を行う。