本文へスキップ
TOP  > 診療科のご案内 > 診療部紹介  > 産婦人科

産婦人科

外来案内

桐生厚生総合病院 産婦人科
受付時間 月曜~金曜日 午前8:45~午前11:00
午前診療 月曜~金曜日 初診、婦人科、産科、妊婦健診
午後診療 月曜日 女性外来
火曜日 産後1か月健診
水曜日 助産師外来
木曜日 術前術後外来
お問合せ 0277-44-7171(代表)


常勤医師のご案内

鏡 一成

    専門医、認定医資格など:
         日本産科婦人科学会指導医
         日本女性医学学会 女性ヘルスケア暫定指導医
         日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医
         日本周産期・新生児医学会暫定代表指導医
         母体保護法指定医


定方 久信

    専門医、認定医資格など:
         日本産科婦人科学会指導医
         日本周産期・新生児医学会専門医
         日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法(NCPR)インストラクター
         母体保護法指定医


小松 央憲

    専門医、認定医資格など:
         日本産科婦人科学会専門医


井上 拓哉

    
         



周産期医療のドクター達


ごあいさつ

地域周産期産母子医療センターとして

産婦人科部長 鏡 一成

 妊娠22週(約6か月)から分娩後7日目までを周産期といいます。
多くの方はこの時期を元気に過ごすことができる一方で、切迫早産、妊娠高血圧症候群(=妊娠中毒症)、分娩後出血などの病気が現れることもあります。これに対しては特別なかたちの医療が必要とされます。
それが周産期医療です。その最大の特徴は、お母さんと生れる赤ちゃんの健康を同時に考えながら診療することにあります。地域周産期母子医療センターは比較的高度な周産期医療(母体搬送の受け入れ、緊急帝王切開、低出生体重児の集中治療など)が可能な施設として群馬県内の7病院が県により指定されています。
当院はこのうちの一つとして、様々な病気のため早産になってしまいそうな妊婦さんを救急車で送ってもらうこと=母体搬送を年間50~60件受けております。
一方、健康な妊婦さんがより安全で安心に普通分娩できるよう心がけております。
当院ホームページ内の小児科「新生児センターご案内」もぜひご覧になってください。
周産期医療だけでなく、腫瘍を含む婦人科疾患、更年期を含む女性医学領域の診療にも力を入れております。

チーム医療をモットーとして

産婦人科 副部長 定方 久延

 当科のモットーはチーム医療です。産婦人科常勤医4名と非常勤医師、研修医が毎日、全員集合して小会議=カンファレンスを開きます。そこでお互いの受け持ち患者様の病状を提示し、情報共有してよりよい治療方針を検討します。
さらに医師、助産師、看護師、薬剤師、臨床心理士を交えて病棟でもカンファレンスを開き、それぞれの立場から見える問題点を積極的に議論して改善に努めています。経験豊富なスタッフの意見にさすがと思うこともしばしばです。
 群馬県では周産期医療の司令塔、総合周産期母子センターの県立小児医療センターを中心とした周産期ネットワークが運用されており、当院も含めたベッドの空き状況など情報のやりとりでリスクをかかえた妊婦さんと赤ちゃんにとって最善な医療環境を提供できるよう工夫されています。大きな視点に立てばこれもチーム医療と言えるかもしれませんね。
 産科病棟は、近隣の病院に較べて決してきれいとは言えませんが、清潔感を失わぬよう、スタッフ皆が努力した結果、病院機能評価機構より最新の認定を受けております。昭和の香りが漂うつくりがかえって病院らしくてよいとういうご意見もあるような、ないような。病室の窓からは桐生の自然と歴史ある街並みが調和した景色が心を癒してくれるでしょう。

女性医師が活躍

産婦人科 非常勤医師  須藤 亜希子

 当院には非常勤の女性医師が在籍しております。
それぞれに子育てしながら、外来診療、病棟診療をこなしております。
女性ならではの視点と経験から、患者様の悩みのお役にたてる事があるかもしれません。外来診療の予約医師は女性医師のご希望もできますので、お気軽にお声がけください。男性医師と仕事を分担協力して診療しておりますので、分娩の際は男性医師の立ち会いとなることもありますが、ご理解ください。

スタッフから

病棟師長 野村 美菜子 

 当院は、周産期の専門教育を受けた助産師在籍数が多く、経験豊富な看護師とともに、お産の前後を通じて安心して過ごせるケアの提供に努めております。
看護スタッフ間においても、小児科はじめとする他科との連携により居心地よく手厚い看護に努めております。


綿密に申し送りして情報共有に余念のないスタッフ

助産師外来

妊娠生活の不安を取り除き、自分らしいお産ができるように助産師が妊婦健診でサポートいたします。
医師と交互に妊婦健診を行い安全性に配慮しています。
妊娠中以上に、分娩後は授乳をはじめとしていろいろな悩みがある時期です。充分時間をとってお話を伺います。
お気軽に外来にお越しください。

母親学級

開催日 毎月水曜日 午後2時から2時間程度(祝日の場合はお休みです)
場所 病院2階講堂(ロビー右側階段上って左側へお進みください)
   
第一水曜日 妊娠21週ごろまでの方
・妊娠中の栄養 栄養士よりお話
・妊娠中の生活(妊娠初期)
・妊婦体操
   
第二水曜日 妊娠22週~27週ごろまでの方
・赤ちゃんの育て方 小児科医師よりお話
・妊娠中の上手なお薬とのつきあい方 薬剤師よりお話
・妊娠中の生活(妊娠中期~後期)
・おっぱいの手入れ
   
第三水曜日 妊娠28週~34週までの方
・産後の生活
・赤ちゃんの生活
・お産の準備
   
第四水曜日 妊娠34週以降の方
・お産の経過と呼吸法
・産後の生活
・入院案内


出産入院中の生活




お祝い膳

 陣痛・破水症状があるときはまずお電話をください。
病棟では24時間受け付けております。
皆様のお話をスタッフが伺い、来院が必要かアドバイスします。
病院に到着したら、夜間、休日は救急外来で受付してください。
病棟または夜間外来へご案内します。

 医師が診察し、陣痛発来、破水を診断されたら入院になります。
分娩が近づいたら御主人またはご両親のうち御一人が立ちあいで出産できます。
風邪をひいているときなどは御遠慮していただくことがあります。
バースプラン(ご自分で分娩のときはこうしたい、という出産計画案)をお持ちの方にも出来る限り対応させていただきます。

 無事お産の後は、からだの回復を早め、母乳栄養を豊富にするためにバランスのとれた適切なお食事を提供しております。
とはいうものの、お楽しみもなくては・・・そこでお産後の方には「お祝い膳」を用意いたします。「豪華感があって嬉しい」と御好評をいただいております。

 24時間体制で授乳指導を通じておっぱい哺育のお手伝いをします。
そのほか沐浴、調乳、退院に際してお困りにならないようアドバイスいたします。

 おおよその入院期間としては、正常分娩の場合、初めてのお産の方は、出産当日を0日として6日目。
2回目以降のお産の方は、出産当日を0日として5日目が目安となります。


ご面会について

面会時間   午後1時~午後8時

当院は母児同室制です。
ママの安静のために、まだ抵抗力の弱い赤ちゃんのために御家族の皆様、ご面会の方々に入室制限のご協力をお願いします。
部屋に入れるのはパパ、おじいちゃん、おばあちゃんです。お子様方、お友達の方々とは、面会コーナーでお会いできます。

女性医学について

~更年期外来から女性外来へ~

更年期外来から女性外来へ

 この場を借りて「女性医学」についてご紹介しようと思います。
女性医学?何だかぴんとこないかもしれません。私たち産婦人科医が所属する日本産科婦人科学会には、産婦人科学という専門領域の下に、更に専門分化した医学の領域が四つあります。
一つ目は周産期医学、妊娠分娩を中心とした分野です。
二つ目は婦人科腫瘍学、文字通り子宮や卵巣にできる腫瘍を治療します。
三つ目は生殖医学、不妊治療を中心とする分野です。
女性医学はこれらと並ぶ四つ目の専門分野として認められています。女性医学とは「女性に特有な病気を予防の観点から取り扱う医学領域」とされています。
これでもまだちょっとわかりにくいですね。実は女性医学を研究する産婦人科医の集まりである女性医学学会は、もともと「更年期学会」という名前でした。更年期とは閉経前5年、閉経後5年あわせて10年間をさしており、更年期障害をはじめとする中高年女性が遭遇するさまざまな病気に対してあらかじめ準備できることを研究する分野でした。
ところが研究が進むうち、更年期にとどまらず、それ以前の思春期、性成熟期、それ以降の老年期においても各時期に合わせた特徴をよく考慮した予防的な診療を行うことで骨粗鬆症と骨折、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、認知症などの病気を防いでもっと健康に一生を過ごせる可能性が指摘されるようになったのです。そこで更年期から対象年齢を上下に広げていくようなイメージで、「女性医学」という言葉が生まれました。女性の一生を通じて、他の三つの分野と連携して相互に役立つことができます。女性医学を特徴づける重要な鍵は女性ホルモンにあり、その働きは月経の動きとして現れます。月経の乱れでお悩みの際はお気軽にご相談ください。
当方は女性医学学会専門医を取得しております。女性外来はベテラン女性医師が診療にあたります。