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中央検査部

中央検査部

理念

「臨床検査の質的向上と信頼性の確保」

目標

  1. スキルアップを目指し患者サービスとチーム医療に貢献する
  2. 業務の改善意識を高め効率化・省力化を推進する
  3. 地域住民の健康管理に貢献する

中央検査部関連認定(平成30年4月1日現在)

認定名称(施設)
・日本臨床細胞学会認定施設
・日本病理学会研修登録施設
日本輸血細胞治療学会I&A認証施設
・認定輸血検査技師制度指定施設
・認定臨床微生物検査技師制度研修施設
・日本臨床衛生検査技師会精度保証施設
・群馬県臨床検査値標準化施設
   認定組織
(日本臨床細胞学会)
(日本病理学会)
(日本輸血・細胞治療学会)
(認定輸血検査技師制度協議会)
(認定臨床微生物検査技師制度協議会)
(日本臨床衛生検査技師会)
(群馬県臨床検査精度管理協議会)
認定資格(臨床検査技師)
資格名称
・超音波検査士「消化器領域」
・超音波検査士「体表臓器領域」
・日本糖尿病療養指導士
・細胞検査士
・認定病理検査技師
・認定臨床微生物検査技師
・感染制御認定臨床微生物検査技師
・二級臨床検査士「微生物学」
・栄養サポートチーム(NST)専門療養士
・認定一般検査技師
・第一種消化器内視鏡技師
・認定輸血検査技師
・日本輸血細胞治療学会I&A視察員
・認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師
・緊急臨床検査士
・災害派遣医療チーム研修修了者
  人数
5名
2名
1名
3名
1名
2名
2名
2名
1名
1名
1名
3名
2名
1名
1名
1名
   認定組織
(日本超音波医学会)
(日本超音波医学会)
(日本糖尿病療養指導士認定機構)
(日本臨床細胞学会・日本臨床検査医学会)
(日本病理学会・日本臨床衛生検査技師会)
(認定臨床微生物検査技師制度協議会)
(日本臨床微生物学会)
(日本臨床検査医学会・日本臨床検査同学院)
(日本静脈経腸栄養学会)
(日本臨床衛生検査技師会)
(日本消化器内視鏡学会)
(認定輸血検査技師制度協議会)
(日本輸血・細胞治療学会)
(日本臨床化学会・日本臨床衛生検査技師会)
(日本臨床検査医学会・日本臨床検査同学院)
(厚生労働省)

当検査部は、臨床検査技師を中心にして、医師・看護師で構成されています。
主な業務は、採取した検体(血液・尿・糞便・その他)を用いて行う検体検査部門、病理組織検査や細胞診などを行う病理部門、輸血血液管理や交差適合試験などを行う輸血部門、心電図や超音波(エコー)検査などを行う生理機能検査部門などがあります。

採血室

中央検査部内に採血室を設け、外来患者さんの採血を看護師・臨床検査技師で行っています。
採血・採尿受付機を設置、採血整理券の発行と血液採取容器(試験管)、尿カップを準備しています。採血整理券の導入により、患者さんが採血順番の把握がしやすくなりました。 採血整理券と血液採取容器(試験管)バーコードの利用、採血前に患者さんご自身にお名前を名乗っていただくことなど、患者さんの取違えを起こさない対策を講じています。

<採血室> <採血・採尿受付機> <採血案内表示盤>

検体検査部門

生化学・免疫血清検査

この部門は疾患の鑑別や治療のモニタリング、および予後の判定などのために重要な検査です。
検査材料は患者さんから採血した血液を遠心分離した血清を主に使用し、化学的に分析します。食事に影響される項目もあるので、注意が必要です。検査項目は肝機能、脂質、糖質、ウィルス、ホルモン、腫瘍マーカーなどの検査があります。

<生化学分析装置・自動搬送システム>

血液一般検査

この部門は主に血球数算定と凝固・線溶検査を行っています。血球数算定は 血液の血球成分である、赤血球(酸素を組織に運ぶ)、白血球(細菌などの異物を殺菌したり免疫を産生する)、血小板(粘着や凝集して止血する)の数や大きさ・形態、ヘモグロビン(血色素)の量などをわずか数分で測定します。凝固・線溶検査は、血管や組織の損傷部位の止血および修復までの保護と後始末を行う凝固因子の測定や凝固線溶反応で生じた複合体、分解産物の測定を行っています。

<全自動血液分析装置>

一般検査

一般部門では尿、糞便などの検体検査を行っております。
 尿検査 :腎・尿路系の疾患、その他疾病診断の補助及び治療経過のモニターとして重要な情報が得られます
 糞便検査:大腸癌の早期発見(便潜血検査)や寄生虫感染の有無(虫卵検査)などを調べます

<尿沈渣自動測定器>

細菌検査


<各種培地>

感染が疑われる部位から採取した検体(喀痰・便・尿・血液・膿など)を染色液で染めて菌の有無を顕微鏡で調べたり、検体を目的に応じた培地で培養(増殖)します。増殖した菌の種類を調べ、その菌に有効な抗生物質を決定するための検査を行います。
インフルエンザウィルス、アデノウィルス、RSウィルスなどの抗原検査を実施し迅速(30分以内)に報告しています。
また、検出した細菌の集計を行い、薬剤耐性菌の監視や病院内感染の防止に役立てています。

遺伝子検査

核酸増幅法(PCR法)を用い、結核菌、C型肝炎ウィルス、を検査し、早期発見や的確な治療に役立てています。

病理部門

人体より採取された臓器や組織片を肉眼的、顕微鏡的に診断する検査です。
また、人体より採取された検体から異常細胞を発見し、癌集団検診などでの早期発見やそれ以外の病気の診断に役立てています。

組織検査

診断治療目的で採取された臓器、組織片などを肉眼的、顕微鏡的に診断する部門です。
手術材料、内視鏡的に採取された組織片等が対象になります。

細胞検査

採取された検体の中から悪性細胞を発見する部門です。各種の集団検診や、ドックなどで役立てています。
婦人科、喀痰、尿、胸水、腹水、髄液、臓器を穿刺し得られた検体等が対象となります。

病理解剖

病気または原因不明により死亡した人体の解剖をする部門です。死因の解明、病気の進行状態の確認、治療効果の確認、解明できなかった情報の収集などが目的となります。

<鏡検風景> <染色システム> <切り出し風景>

輸血部門

輸血療法を安全かつ適正に行うため、輸血検査と輸血用血液の管理を行っています。
輸血療法とは、手術や出血などで失われた、血球成分(赤血球・血小板)や蛋白成分(凝固因子)を、主に献血で得られた血液を使用して補充する医療行為です。また、輸血療法はある程度のリスクが生じるためリスクを上回る効果が期待できる時に行われます。
輸血で最も重要な血液型はABO血液型です(疾患により異型な輸血を行う事もあります)。間違えが起こらないように献血された血液バッグの色は以下の写真のように全国統一になっています。

赤血球製剤

A型 B型 O型 AB型

自己血採血室

輸血が必要となる手術を行う患者さんに対して、あらかじめ自分の血液を貯めておいて使用する自己血輸血があります。これは、同種血輸血(献血で得られた他人の血液を使用)に伴う副作用を回避する目的で行われます。当検査部では安全に自己血を貯血できるよう、自己血採血室を管理・運営しています。

<自己血採血室> <自動輸血検査システム>

緊急検査室

<臨床化学自動分析装置>

病院の救急医療に応じて体制がとられています。夜間は1名、休日昼間は1.5名の臨床検査技師が救急業務に従事しています。必要に応じて担当の技師の呼び出しも行っています。

生理機能検査部門

心臓や肺、血管、脳、神経などの生理的反応や機能を検査する部門です。
他の検査部門との大きな違いは、検査対象となるのは、患者さん自身であることです。
主な検査について紹介します。

心電図

心臓は動くために微弱な電流が流れています。この電気活動を身体の表面から記録して不整脈の有無や種類、心臓の筋肉の働きを調べる検査です。

ホルター心電図

携帯型の心電計を装着し、約24時間の心電図を記録します。不整脈、薬の治療効果、自覚症状などを調べる検査です。

トレッドミル負荷心電図検査

運動をして心臓に少し強めの負荷をかけることで、安静時では見つけることのできない心臓の変化や運動耐応能を調べる検査です。

肺機能検査

肺から出入りする空気の量を測定し、肺の大きさや、空気の通り道である気管支に異常がないかを調べる検査です。

超音波検査(エコー)

超音波(周波数の高い音)を用い、身体のさまざまな部位の大きさや形態、機能などを調べます。
検査の目的に応じて、観察する部位は異なります。
主な部位としては、心臓・腹部・甲状腺・乳腺・頸部血管・下肢血管などを行っています。

脳波検査

脳の神経細胞からは絶えず小さな電流が出ています。この電流または電圧の変化を頭皮上から誘導して描出したものが脳波です。ある種の脳の疾患における脳波は健常者の脳波と波形が異なっているので、各種の疾患の診断や、治療効果の判定などに応用されます。
検査は頭に小さな電極を20個くらいつけ、ベッドに寝て行います。検査時間は30分~1時間程度かかります。

<超音波検査装置> <ホルター心電図  
  (ホルター心電計)>
<トレッドミル検査装置>

生理検査部門で施行している検査の種類を紹介します。
  心電図検査
  心音図検査
  トレッドミル検査
  ホルター心電図
  超音波検査:腹部、心臓、乳腺、甲状腺、頚動脈、下肢動静脈
        ラジオ波、ソナゾイド、等
  肺機能検査
  脳波検査
  筋電図検査
  神経伝導速度検査MCS・SCS
      正中神経、尺骨、脛骨、腓骨、腓腹、SNAP、顔面神経、術中モニタリング
  聴性脳幹反応
  新生児聴覚検査
  ABI(上腕・足首血圧比)
  尿素呼気試験(ピロリ菌検査)
  骨密度検査(超音波法)
  呼気CO濃度測定(ピコスモーカライザー);禁煙外来

生理検査部門での患者支援の種類を紹介します
  自己血糖測定指導、SMBGビュアー(随時)
  自己血糖測定器定期点検(月1回)
  糖尿病教育入院患者集団指導(週1回)
  糖尿病教育入院患者退院時個人指導(随時)
  CPAP解析(随時)

生理検査の『お手軽けんさ』の項目を紹介します(実費です)
  頚部血管エコー:約15分
  ABI(上腕・足首血圧比):約20分
  尿素呼気試験(ピロリ菌検査):約20分
  超音波法骨密度検査:約5分