各部門の紹介

X線テレビ

X線テレビ室は、透視像を見ながら撮影する場所です。造影剤や特殊な医療器材を使用したり、時には、内視鏡装置、超音波(エコー)装置のような特殊な機器を併用したりして検査、処置、治療を進めていきます。(代表的な検査を以下の項目で紹介します。) X線テレビ室は、多くの診療科が係わり、多種多様な検査、処置、治療が行われ、検診から緊急処置まで対応しなければならない特殊な場所でもあります。  X線テレビ室では、医師、看護師、放射線技師で協力し、安心で安全な検査がいつでも受けられるよう努めています。

 

造影剤を使用した検査

・胃透視

基本的には、バリウム造影剤と発泡剤を使って検査を行います。胃検診は、早期胃がんの発見を目的として検査をしています。手術前手術後で行うときは検査目的に応じて造影剤の変更や撮影方法の変更があります。

胃手術前検査と発見された早期胃がん(0-Ⅱc)の一例

 

その他のバリウム造影剤を使用する検査は、嚥下透視、大腸透視等があります。

 

超音波(エコー)装置を併用した処置

・経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD)

胆嚢結石や胆泥による通過障害で生じた胆嚢炎に対し、胆嚢内の胆汁を排泄させるために実施します。 超音波(エコー)下にて胆嚢を穿刺し、ガイドワイヤーを挿入します。透視下にてガイドワイヤーに沿ってドレナージチューブを挿入して留置します。

 

内視鏡を併用した検査と治療

・内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)

膵管や胆道系の形態学的診断、膵臓癌や胆管癌などによる閉塞や狭窄の確認、胆石や総胆管結石などの確認、胆嚢炎や胆管炎などによる炎症所見の観察などがあります。側視内視鏡を十二指腸下行脚まで進め、大十二指腸乳頭からカテーテルを挿入して胆道系や膵管を造影し撮影します。

・内視鏡的乳頭切開術に伴う胆道砕石術

内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)で総胆管結石と診断され砕石術を施行した例です。 乳頭切開術には、専用のナイフ付カテーテル(高周波メス)を使用して切開をします。 胆道系砕石術には、砕石バスケットカテーテルを使用して砕石をします。

装置

  • Sonialvision Safire(島津製作所)
  • SHIMAVISION 3500 ELT Pro
  • Cvision(島津製作所)

 

Q&A

Q.バリウムを飲んだ後は、排泄困難になりますか?
A.バリウム造影剤を使用した検査後は、飲んだ量にもよりますが必ずと言っていいほど下剤を飲んで頂きます。出来ればその日のうちに排泄されるのが理想ですが、次の日になっても大丈夫です。便秘の方には、下剤の増量もしますし、下剤の種類を変える事も医師の診察時に可能です。造影剤も腸の中で固まらない薬剤もありますので気軽に相談してください。
Q.超音波(エコー)検査を併用する処置は、痛いですか?
A.超音波(エコー)検査は、痛みを感じる検査ではありませが、経皮的に穿刺したり、ドレナージチューブを挿入したりする時は、痛みを感じることがあります。そのような処置をする場合は、麻酔や痛み止めの薬を使用するので、医師、看護師に相談してください。
Q.内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)は、どの位の時間が掛かりますか?
A.内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)の検査時間は、30分前後です。砕石術をすると1時間前後掛かります。